校長室より

校長ブログ

日本大学商学部との連携授業【校長ブログ】

  本日(6/10・金)第1限の2年選択「マーケティング」(情報処理・商業科)では、日本大学商学部の岸本徹也教授ゼミナールの大学生による授業が行われました。

 本時は、インストア・マーチャンダイジング(ISM:イズム)理論に関する講義と実習です。インストア・マーチャンダイジングとは、ごくごく簡単に言うと、お店の売れる仕組みづくりのことです。

 浦商生は、大学生による、いくつかの設問も交えながらの説明を聴き、最後に商品をどのように配置するか(スペース・マネジメント)のグループワークに挑戦しました。

 各グループの発表では、なぜその位置にその商品を配置するのかについて、その根拠まで述べていました。

 

【写真】1枚目:インストア・マーチャンダイジング理論の説明、2枚目:グループワーク「自分たちの考えとその根拠を考える」、3枚目:各グループの発表

 

生徒の関与を高める授業【校長ブログ】

 本日(6/10・金)第4限の1年2組「現代の国語」(商業科)では、生徒の関与を高める授業が行われていました。授業への関与が高まれば、知識の定着や理解、応用、分析などの学びの質が向上するのです。

 2・3年生には、これまで何度か、「学びを自動車に乗ることに例えれば、後部座席よりは助手席、助手席よりは運転席に座ろう。」と伝えてきました。後部座席、助手席、運転席のどれが、もっとも運転に関与しているでしょうか。その答えが、①運転席、②助手席、➂後部座席の順番になることは、誰にでもわかるでしょう。

 本授業では、後部座席から助手席へ、助手席から運転席へと生徒を導く工夫が散りばめられていました。

【写真】1枚目:教科書を読んだり説明を受けたりする(定着・理解)。2枚目:教師の発問を受けて発表したり、短文でまとめたりする(応用)、黒板の記述と教師の説明をノートにまとめる(分析=全体と部分につながりをつける)。

 

つながりのある授業【校長ブログ】

 本日(6/10・金)第4限の1年4組「公共」(商業科)では、つながりのある授業(=知の体系化を図る授業)が行われていました。

 知識は、その他の知識と結び付いてこそ、つかえる知識となります。その理由は、ある知識は他の知識と結び付けて文章の中でつかいこなせるようにならなければ、相手にその意味を伝えることができないからです。

 本授業では、スライドやプリント、板書、資料集などの学習教材につながりを持たせていました。そして、それらのつながりのある学習教材について、読んだり、書いたり、質問を受けて発表したりという学びが行われることで、生徒は知の体系化を図ることができるようになるのです。

【写真】1枚目:教師は、スライドの記述を生徒の資料集、プリントなどの記述と結び付けながら、ある知識を他の知識とつなげて(知を体系化して)伝達する。2枚目:生徒は、いろいろな学習教材を行ったり来たりしながら、読む・書く・発表する学び(知をつなげる学び)を行う。

 

 

皆で思考プロセスをトレース【校長ブログ】

 本日(6/9・木)第4限の1年6組「簿記」(商業科)では、簿記の記帳の流れをクラス全体でトレース(跡をたどること)していました。記帳とは帳簿に事項や数字を記入することであり、それには一定の順番やルールがあります。記帳の流れを間違って身につけてしまうと、計算方法を誤ったり、記帳漏れが生じたりしてしまいます。

 そこで、始めのうちは、教師の記帳を見ながら説明を聴き、実際に自分も記帳しながら(=トレース)、正しい考え方や方法を身につける(=思考プロセスを学ぶ)必要があるのです。

 教師は、ベテランらしく、生徒のつまずきそうな場所は繰り返したり強調したりするとともに、発問で理解度を確認しながら授業を進めていました。

【写真】1枚目:教師の思考を模倣をしながら、記帳の考え方や順番・方法を覚える。2枚目:実際に記帳してみる。

 

 

 

 

オーセンティックな英語の授業【校長ブログ】

 本日(6/9・木)第3限の1年4組「コミュニケーション英語Ⅰ」(商業科)では、ICTを効果的に活用しながら、オーセンティック(authentic 本物・正統的であること)な英語の授業が行われていました。

 授業の始めは、単語に関する確認のペアワークや確認テストがあります。

 その後、いよいよオーセンティックな英語(本物・正統的な英語)の学びが始まります。

 ワード・ゲッスイング・ゲーム(word guessing game)は、スクリーンに表示された写真・イラストを見ている生徒が、スクリーンを背にしている生徒に対して英語で説明して答えてもらうペアワークです。生徒は、「英単語をたくさん身につけよう。」と痛感しているのではないでしょうか。

 リーディング・レース(reading race)は、ICTが発するネイティブスピーカーの英語を聴きながら、指定された英文をできるだけ早く読めるように競い合う・学び合うペアワークです。理解しながら速く読むことが大切です。

 シャド-イング(shadowing)は、ICTが発するネイティブスピーカーの英語に対して、影(シャドー)のように追いかけながら発声する学びです。シャド-イング(shadowing)は、リスニング力とスピーキング力が同時に身につきます。

 なお、浦商の英語の学びについては、本ホームページのトップ左下「英語教育について」-「浦和商業高校英語CANDO-LIST」を御覧ください。

【写真】1枚目:word guessing game(スクリーンを観ながら英語で説明)、2枚目:reading race(速さ+理解が求められる)、3枚目:shadowing(本物の英語を理解しながら模倣する)

 

考えてから動く、動いてから考える授業【校長ブログ】

 6/7(火)1限の1年1組「体育」(情報処理科)では、考えてから動く、動いてから考える授業が行われていました。

 浦商生は、教師を待つ間に準備体操や強化運動を自主的・主体的に行っていました。今何をすべきかを考えてから動いています。

 タイム走やバドミントンのプレーの間は、教師の説明を聴いてそれをプレーに生かしたり、友人のプレーを観察して声をかけたりしていました。動きながらも考えています。

 「考える」と「動く」の行ったり来たり(往還)が盛んに行われると、「動く」の質が高まっていきます。

【写真】1枚目:教師を待つ間に自主的・主体的に体操や強化運動を行う浦商生(男子タイムレース)、2枚目:準備や後片付けも授業の一環(女子バドミントン)、3枚目:タイムレース中、「あと〇分」、「がんばれ」。「手を振って走ろう」などと声掛けを行う浦商生(男子)、4枚目:教師の説明を聴く浦商生(女子)、5枚目:授業の振り返り(男子)

 

 

個の学びと学び合いが融合した授業【校長ブログ】

 6/7(火)2限の3年5組「数学Ⅱ」(商業科)では、個の学びと学び合いが融合した授業が行われていました。

 はじの黒板を使用しながらの説明を聴く場面では、浦商生は教師の説明に自分の思考をなぞりながら聴いたり、ノートに記録したりしていました。

 その後のグループワークは、静かに始まりました。これは、教師の説明を聴きながらなぞった自分の思考を再現しているからです。徐々に、グループワークに動きが出てきます。つまずいたり、理解できなかったりした箇所について、学び合い(協働的な学び)が始まっているからです。加えて、教師が生徒のつまずきに対して、できるようにわかるように個別指導していました(個別最適な学び)。

 相手の話を整理して理解して、相手に自分の考えを筋道立ててわかりやすく伝えられるようになると、本当に「わかる」・「できる」のレベルに達します。

【写真】1枚目:教師の説明を整理・理解しながらノートを取る浦商生(浦商の学び1.0)、2枚目:グループワークによる学び合い(協働的な学び)と教師の個別指導(個別最適な学び)=相手の話を整理して理解し、自分の考えを筋道立てて説明する学び(浦商の学び2.0)

静と動が融合した授業【校長ブログ】

 6/7(火)2限の3年7組「経済活動と法」(商業科)では、静と動が融合した授業が行われていました。

 教師の説明を受ける場面や、教科書・商業法規便覧の読み込みやプリントへのまとめの場面では、静かな授業が行われていました。これは、相手の話を整理して理解して記録を取るという「浦商の学び1.0」です。

 一方、グループワークでは、議論や発表などの動きのある授業が行われていました。これは、相手の話を整理して理解し、自分の考えを筋道立ててわかりやすく説明する「浦商の学び2.0」です。全体発表では、自分たちの考えとその根拠を述べていました。

 浦商の学び1.0がインプット(説明を聴く、本を読む)を伴う学びであるなら、浦商の学び2.0はスループット(考える)やアウトプット(議論・発表・文章を作成する)を伴う学びです。

 静と動の融合した授業によって、知識を習得するとともに、その知識がつかえる知恵となっていくのです。

【写真】1枚目:相手の話を整理して理解し、自分の考えを筋道立ててわかりやすく説明するグループワーク(浦商の学び2.0)、2枚目:他グループの発表(起立している生徒が発表)を理解しながらしっかりメモを取るようす(浦商の学び1.0)

 

「浦商の学び3.0」に挑戦【校長ブログ】

 6/1(水)の「校長ブログ」において、「浦商の学び1.0」⇒「浦商の学び2.0」⇒「浦商の学び3.0」の説明をしました。

※ 校長ブログ(6/1)「浦商の学び2.0進行中」

 さて、本日(6/3・金)1限のマーケティング(2年生選択科目)では、「浦商の学び3.0」が行われていました。

 本時は、「ビジネスアイデアを生み出す」をテーマに掲げています。3名ないし4名の生徒グループは教師が一覧で示した2つの語群の中からそれぞれ1つずつ「キーワード」を選びます。その後、そのキーワード2つを組み合せることでビジネスアイデアを考えていくという、グループワーク「浦商の学び3.0」が行われました。このグループワークでは、相手の話を整理して理解し、自分の考えを筋道立てて説明する「浦商の学び2.0」も行われていました。

 最後に、各グループの発表が行われました。このグループ別発表で注目すべき点は、グループ発表でよく見かける光景である、発表を聴かずに自分たちの発表の準備をしている姿が全く見られなかったのです。聴いている浦商生たちは、発表者の説明を整理して理解してメモを取るという「浦商の学び1.0」を行っていました。

 

【写真】1枚目:グランドルール(グループワークの約束事)の説明を聴く浦商生(=浦商の学び1.0)、2枚目:まずは自分一人で考える、3枚目:相手の話を整理して理解し、自分の考えを筋道立てて説明しながらアイデアを生み出す(=浦商の学び2.0+3.0)、4枚目:発表する前にリハーサルをする浦商生、5枚目:グループ別発表をしっかり聴く浦商生、6枚目:わかりやすくて訴求力のある発表資料、7枚目:ギャラリーウォーク(画廊散歩)で最優秀賞に選ばれた発表資料

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【参考1】

 「イノベーション」のことを「技術革新」ということがあります。

 イノベーションという言葉の生みの親ともいわれている、経済・経営学者のヨゼフ・シュンペーターはイノベーションのことを「新結合」といっていました。新結合とは、ある要素とある要素を結び付けて、新しいアイデアを生み出すことです。今日の授業と似ていませんか?

【参考2】

 本時の教材は、令和3年度に教材開発委員会(埼玉県商業教育研究会)が作成した教材を改編して使用しています。

ICTによる個に応じた指導・学び【校長ブログ】

 本日(6/3[金])第1限の商業科2年5組「原価計算」では、携帯型教材提示装置を利用した授業が行われていました。

 この授業では、教師は黒板をつかった説明は行わずに、プロジェクタをつかって教材そのものを提示しながら説明していきます。思考の過程が教材そのものに順を追って書き込まれていくので、生徒は自分の教材との関連が明確になり、説明が理解しやすくなります(=学習の個性化)。

 一方、教師にとっては、効率的な説明によって生み出された時間をつかって、生徒一人一人に個別にアドバイスができます(=指導の個別化)。

【写真】ICTを利用して説明を視覚化・効率化し、生み出された時間を個別指導に生かす。

(前方スクリーンはプロジェクタに映し出された教材)