サッカー部 日誌

【サッカー部】2025U18SS3Bリーグ第2節[試合結果]

 4月12日(土)大宮光陵高校Gにて2025U-18SS3Bリーグ第2節がおこなわれました。試合前日には、県内でも局所的に雷雨になる予報が出され、ピッチコンディションが心配されましたが幸いにも雨は降らず最高のピッチ状態での試合となりました。前節に無得点での黒星を喫していたため、今節はなんとか得点チャンスを増やしたいと選手は意気込んでいました。また、この試合では新たな仲間も加わり精神的にも良い状態で挑むことができました。対する与野高校は昨年度高校総体県南部支部予選を勝ち抜き県予選に出場した格上のチームでした。試合の方は、悔しくも敗れました。

浦和商業0(0-1)(0-3)4与野

 試合前日のミーティングにて守備の確認をおこない、前節の反省材料のひとつだった「守備の連係」の改善を図りました。開始25分頃までは狙い通りの守備がおこなえていましたが、途中から適切なポジションに居ない、プレスに行き切れない、1対1で安易に剥がされるなどばらつきが見え始めました。それでも前半は終了間際の失点だけに抑えられたことは、彼らの実行力と集中力、なによりも後半にかける気持ちの表れだと評価しています。後半3失点のうち3つ目に関しては、失点リスクを負って得点を狙いに行くスタイルに変えましたのでやむを得ないと考えていますが、それまでの2失点については流れの中であるいはシュート場面のいづれかで阻止することが可能な状況でした。しかしながら、そこで”決めるか”、”決めさせないか”が勝敗を分ける大きなポイントであることは言うまでもありません。

 後半には2つの変化をおこないました。1つは、新たな仲間が後半開始から出場したことです。互いに理解の浅い状況での出場でしたが間違いなくチームに勢いと希望を与えてくれていました。次節からの活躍に大いに期待が持てそうです。もう1つは、最後の20分間に勝負を掛けて挑んだことです。リーグ戦なので最終的に勝敗だけではなく、総得点数や総失点数も大事になってきます。それでも敢えて得点を目指す形に変えて、一番苦しい時間帯を攻めに行きながら守り続けることを精一杯ピッチの上で実行していたと思います。

 リーグ戦2試合を終えて、前半終了間際の失点、後半での複数失点から見えてくる「基礎体力」の問題は否めません。体力の低下に比例して集中力の低下(戦術不実行、判断ミス)、技術力の低下(技術的ミス)、選手によっては精神的ダウンも起こります。桃栗三年柿八年と言いますが、それでも一歩一歩前進して行きたいと思えた第2節の試合内容でした。

 最後になりますが、このブログをご覧いただいているみなさん。浦和商業高校サッカー部は普段、ペナルティエリア2つ分もないスペース(40×33m)で練習をおこなっています。サッカーを経験したことのある方なら分かると思いますが、それがどれだけ大変な環境の中で日々彼らがサッカーと向き合っているか。そんな彼らの勇姿を是非応援していただければと思います。どうぞこれからも浦和商業高校サッカー部をよろしくお願いいたします。

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