バレーボール部 日誌

3年生引退!

 こんにちは、バレー部です。

 とうとう3年生が引退になってしまいました。終わってみれば2年と2か月なんて、本当にあっという間でした。

令和3年4月、11名の新入生が浦商バレー部の門を叩きました。中学からの経験者4名、マネージャーを含む7名が初心者という内訳でしたが、久々の大人数が入部してくれたことで、練習風景も何となく「活気あふれる部活」という雰囲気を醸し出していました。入部してきた部員は本当にバレーボールが大好きな部員ばかりで、少しでも先輩たちに追いつきたいと遅くまで残り自主練をしていたのを思い出します。しかしながらコロナ禍という状況で練習もままならないこともあり、なかなか上手くならず結果も出ない学年でした。

 昨年の夏休み頃から、比較的対外試合も組めるようになり、少しずつセットを取ることもできましたが、相変わらず顧問先生からは、同じミスの繰り返しだとか、サーブミスで自分たちで自分たちの首を絞めているとか、相手のチームをよく見てポジションの確認をしなさい、などと言われることが多かったです。

 全日本バレーでは与野高校さん、春季大会では浦和麗明さんに敗れ、5月29日(月)には最後のインターハイ予選を迎えました。動きに関しては練習をやっていてもやっていなくてもあまり変わらないとよく顧問の先生には言われていた私たちですが、やはり3年生最後の試合になると高揚感とともに緊張感と他の学校の気合に押されて本調子には程遠い状況で栄北高校さんとの試合が始まりました。

 第1セット 24-26

 3年生最後の試合ということもあり、スターターは全て3年生で組んでいただきました。途中まではバタバタしながらもリードを保っていましたが、段々シーソーゲームになってしまいました。24点を先に取り逃げ切るかと思いましたが、逆転されて1セット落としてしまいました。

 あとが無くなってしまいましたが、メンバーをいつものフォーメーションに戻したため、第2セットは比較的有利に進めることが出来ました。しかし、やはり最後の試合という緊張のせいか、段々動きが硬くなり、またまたシーソーゲームになってしまいました。本当にどちらに転ぶか分からない崖っぷちの展開の中、勝ちに導いてくれたのはやはり3年生で、ピンチサーバーで出場すると期待以上のサーブを打ってくれて何とか逃げ切ることが出来ました。

 第2セット 25-23

 第3セットは終始リードはしていたものの、またまた硬くなったのかミスも目立つようになり勝つには勝ちましたが、とても難しい試合になってしまいました。

 第3セット 25-20

 コートの第1試合から1時間半もかけてしまい、次の試合の学校や運営に大変御迷惑をお掛けしてしまったと思います。顧問の先生も、「3年生を全員を使わずに負けてしまうかもしれないと思うと気が気ではなかった」と仰っていました。

 最後の大会で高体連の試合初勝利になりましたが(さいたま市大会等では勝っていますが)、どの学校さんも勝つために頑張って練習されているのですから、簡単ではないということを実感しました。それと同時に、会場の暑さと緊張の続いた状態、さらに1試合目のあまりにもドラマチックな展開に私たちは少し戦意を失ってしまったかもしれないと感じました。

 

(ブロック決勝の武南戦に続く)