校長室より

着実に成果!ハンドボール部・野球部【校長ブログ】

12/22(木)の第2学期表彰式において表彰の対象になりませんでしたが、着実に成果を挙げている部活動を紹介します。

1 ハンドボール部

浦商のハンドボール部は男子のチームですが、このチームは高校からハンドボール競技を始めたほぼ初心者集団です。にもかかわらず、11/13~27に開催された、県民総合スポーツ大会兼新人県大会(いわゆる”県大会”)に南部地区の代表として出場しベスト16となったのです。

ベスト8をかけて対戦した相手校は、決勝リーグにおいても全勝で優勝を飾った浦和学院でした。スコアは52対12の大差での敗戦でしたが、浦和学院は以下の「トーナメント表」のとおり、4校による決勝リーグにおいても相手校を20点以内の失点に抑えた学校です。よって、浦商は善戦したと言えます。

令和4年度新人戦県大会トーナメント表.pdf  ←高体連ハンドボール専門部提供

私は、第1学期終業式の校長講話において「アウトプット活動でチーム学習」と称して、浦商ハンドボール部が試合の後半に強い理由を「試合を通じて相手の強みや弱みを把握して後半の戦術に生かしているからではないか。」と分析しました。私は、アウトプット活動でチーム学習を進めた結果、ほぼ初心者集団を県ベスト16のチームへと育てたのではないかと考えています。

令和4年度第1学期終業式「校長講話」.pdf  ←ハンドボール部に関する記述はスライド23

2 野球部

浦商の野球部は、11/12~20に開催された、令和4年度高校野球さいたま(旧浦和)市民大会において、予選リーグを勝ち抜き、9年ぶりの4校による決勝トーナメント出場の切符を手にしました。決勝トーナメントの切符を手にした4校は、本校の他に、浦和学院・浦和実業・市立浦和でした。ちなみに、この3校は甲子園出場校や埼玉県の強豪校と言われている学校です。

「決勝トーナメント出場の切符を手にした」と記述した理由は、残念ながら浦商野球部はコロナ禍の影響を受け、決勝トーナメントの出場は叶わなかったからです。

令和4年度 高校野球さいたま(旧浦和)市民大会  ←URAWAスポーツパークJV サイトへのリンク

第2学期終業式後の生徒指導主任の話の中で、考えて行動する例として、野球部員が顧問に対して提案型の報告をしていることがとり上げられていました。野球部においても、ハンドボール部同様に、アウトプット活動によるチーム学習が進んでいるのではないかと思いました。

旧浦和市大会予選突破   ←浦商野球部ページへのリンク