2016年11月の記事一覧
90周年記念行事
11月19日(土)、埼玉県立浦和商業高等学校90周年記念式典が行われました。
約100名のご来賓の方々をお招きし、盛大な式典となりました。
生徒代表の言葉は前期生徒会長の後藤さんが務めました。
式典の後、アトラクションが行われました。
まずは町田教頭より将来ビジョン(将来構想)の発表、
大橋教諭より本校のスクールカラー・・・臙脂(えんじ)に白
そして生徒会よりスクールキャラクター・・・浦(うら)ちゃん、商(しょう)くん の紹介がありました。
つぎに部活動(OA部、吹奏楽部、太鼓部)の発表・演奏が行われました。
OA部は今年度の生徒商業研究発表大会で発表した「その買い物ちょっと待って」を披露しました。
8月に行われた埼玉大会で最優秀賞をいただき、進出した関東大会(9月、群馬県で開催)で優秀賞をいただきました。
吹奏楽部による演奏は、映画の曲にはじまり、ふるさとの合唱、本校の校歌の作曲者である岡野貞一さんの「朧月夜」、今年度の埼玉県吹奏楽コンクール、南部地区大会Bの部で銅賞を受賞した「オデッセイ」など盛りだくさんな内容でした。
太鼓部の演奏では、迫力のある太鼓の響きを楽しみました。同好会からはじまった太鼓部ですが、今では部員も29名と人数も増えています。文化祭等での演奏が評判となり、地域のお祭りやイベントにも呼んで頂けるようになりました。
午後の記念講演(芸術鑑賞会)では、
講師に落語家の 三遊亭楽春 師匠をお招きし、講演と落語を鑑賞しました。
講演の中では、落語の世界では扇子(かぜ)と手ぬぐいの使い方も場面によって様々なものに変わることを教えていただきました。実際に蕎麦(うどん)の食べ方を体験する時間もあり、全校生徒による蕎麦のすする音が体育館に響きました。
落語は、二ツ目の立川志らべさん「子ほめ」と真打の三遊亭楽春師匠「青菜」、二つの落語を鑑賞しました。
これまで生徒は落語に触れる機会が少なかったと思いますが、面白い内容とテンポの良い語り口調に引き込まれ、体育館が笑い声に包まれ、集中して鑑賞できたようでした。
最後には師匠より「講演を聞く態度がしっかりしていて、よく出来る生徒さんたち」とお褒めの言葉もいただきました。90周年の節目に、充実した芸術鑑賞会となりました。
三遊亭楽春師匠、本当にありがとうございました。
褒めて頂いたことを励みに、これからも浦商生らしく、100周年を目指して頑張っていきたいですね。