校長室より

2020年10月の記事一覧

表彰式・壮行会【校長ブログ】

 10/27(火)、LHRの時間において、校内放送を各教室で聴取するスタイルで、表彰式と壮行会を行いました。

 表彰式では、高体連ボート専門部の埼玉県大会でともに第4位に入賞した、男子ダブルスカルと女子ダブルスカルの表彰を行いました。 

 続いて、ボート部の男子ダブルスカルと女子ダブルスカルにおける関東大会出場の壮行会を行いました。

 ボート部の自己実現・チーム実現を浦商生全員で応援します。その結果として、全国大会へつながることも期待しております。

 

 

 

 

 

 

【写真(左)】ボート部代表の決意表明

【写真(右)】生徒会長激励の言葉

 

 

 

 

 

 

【写真(左)】激励費の贈呈

【写真(右)】司会進行(生徒会本部)

出前「起業家講座」開催【校長ブログ】

 10/27(火)、第1学年の総合的な探究の時間・LHRにおいて、埼玉県産業支援課の事業『出前「起業家講座」』を実施しました。これは「若い世代の起業家の育成を目的」として「第一線で活躍する地域の起業家が、埼玉県内の中学校又は高等学校を訪問し、講演」を行うものです。

 今回は、株式会社カリラボ代表取締役の吉田隼介様を講師としてお招きし、「事業をやるということ~狩猟とジビエとビジネスの話~」の講演題でお話をいただきました。

 狩猟の様子を写真やビデオで分かりやすく紹介いただくともに、狩猟とビジネスがどう結びついた事業であるのかの説明がなされました。近江商人の「三方良し」(売り手良し、買い手良し、世間良し)がビジネスモデルの基盤であることがわかりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【写真】真剣に話を聴く生徒

※ その証拠に、質疑応答の時間には3名の生徒が挙手をし質問がなされた。

(講演における話を整理して理解しているから質問ができる。)

 

【アンケート結果(11/16・月)】

〇受講前より、何かにチャレンジしてみたくなった。        84.8%

〇受講前より、社会の課題やその解決策について考えてみたくなった。84.0%

〇受講前より、起業や新しい事業の創造に興味・関心が高くなった。 88.2%

さんフェア大分大会リハ・本番【校長ブログ】

【10/23(金)埼玉県庁】

 翌日開催の「第30回全国産業教育フェア大分大会」に向けて、埼玉県の生徒実行委員会正副委員長による打ち合わせ(午前)と、ビデオ会議による大分県との合同リハーサル(午後)が行われました。

 午前中は、正副委員長4名(浦商は副委員長として参加)が、午後に大分県の生徒実行委員会と一緒にビデオ会議で行う「参加交流イベント」と「総合閉会式」に向けたリハーサルに関する打ち合わせを行いました。

 実は、これまでの生徒実行委員会はすべてオンライン上で行ってきたため、4名の正副委員長は本日が初めての対面でした。マスクを外しての「他己紹介」から始まり、その後、大分大会のリハーサルや本番に向けた打ち合わせとなりました。

 

 

 

 

 

 

[写真]他己紹介@教育委員会室

自己紹介をしてもらった相手を他のメンバーに紹介する。

 

【10/24(土)埼玉県庁】

 午前中は、前日に引き続き、打ち合わせと練習を行いました。

 午後は、いよいよ大分大会の「参加交流イベント」と「総合閉会式」にテレビ会議システムで参加します。

 「総合閉会式」では、来年度の埼玉大会に向けた引継ぎも行われます。

 

 

 

 

 

 

[写真(左)]打ち合わせの様子

[写真(右)]練習の様子(左側は委員長、右側女子生徒は浦商の副委員長)

 

【大分大会や総合閉会式の様子】

https://sanfairoita2020.com/report/

※埼玉県の出番(教育長と生徒実行委員会委員長)は閉会式(レポート⑩)の最後の方となります。

 

1年進路指導ガイダンスⅠ(10/20火)【校長ブログ】

 10/20(火)1年生は、6・7時間目に進路指導ガイダンスⅠが実施されました。

 今回、大学・短期大学、専門学校、就職・公務員の各分野について、講師を招き、パネルディスカッションが実施されました。

 生徒たちは、1年生にもかかわらず、食い入るように耳を傾けていました。その後、各HRにて振り返りを行いました。

 

 

 

 

 

 

【写真(左)】講師によるパネルディスカッション

【写真(右)】熱心にメモを取り、真剣に耳を傾ける生徒たち 

日本商業教育学会関東部会総会・研究会【校長ブログ】

 10/18(日)、本校において、令和2年度日本商業教育学会関東部会の総会と研究会が開催されました。

 研究会では、群馬支部会員「課題研究における地域との連携」(ライブ中継による発表)、千葉支部会員「GIGAスクール構想の実現に向けて 〜今、商業高校は何をすべきか〜」、埼玉支部会員「電子商取引における地域連携の取り組み」の研究発表がありました。「これからの時代に求められる学びとICT」の講演題で、埼玉県教育委員会からICT企業へ研修教員として派遣されている先生の講演も行われました。

 コロナ禍の中、ICTによる学習支援の必要性や重要性が叫ばれていますが、その社会情勢を反映して、ICTと学びに関する発表や講演で構成される研究会となりました。

 

 

 

 

 

 

【写真(左)】「GIGAスクール構想の実現に向けて 〜今、商業高校は何をすべきか〜」千葉支部

【写真(右)】「これからの時代に求められる学びとICT」埼玉県教育委員会長期研修教員(講演)

 

ミニ学校説明会+ライブ中継(10/17土)【校長ブログ】

 

 10/17(土)、ミニ学校説明会と浦商ライブ中継学校説明会を実施しました。ミニ学校説明会に57組、浦商ライブ中継学校説明会に3組の計60組の方に参加をいただきました。

 当日の資料は、本校ホームページ「中学生の皆様へ」にアップロードしてあります。ご活用ください。

 

 

 【浦商ライブ中継学校説明会へのお誘い】

 次回のミニ学校説明会は10/31(土)の①9時30分~と②11時~の2回です。

 この本校におけるリアル説明会(ミニ学校説明会)と同時進行で、テレビ会議システムを利用しながらご自宅で学校説明会に参加できる「浦商ライブ中継学校説明会」を開催します。

 11/7(土)の学校説明会は、中学生の方は「授業体験のみ」、保護者の方は「説明のみ」となります。そのため、中学生の方はミニ学校説明会もしくはライブ中継学校説明会に参加されてから、11/7(土)の学校説明会に参加されることをお勧めします。

 

1 メールアドレス(info@urawa-ch.spec.ed.jp)へ申し込み

(1)メール件名   

[記入例] 10/31(土)浦商ライブ中継学校説明会申し込み

(2)メール本文   

①中学校名、②生徒氏名、③受信メールアドレス、

④希望する時間帯  [記入例] 「いずれでもよい」「9:30-のみ」「第1希望9:30-、第2希望11:00-」など

2 申し込み締め切り  

10/30(金)午後5時まで

3 参加の可否確認   

10/30(金)に「招待メール」を「③ 受信メールアドレス」宛てに送信します。

4 その他

(1)受信メールアドレスでは、パソコンからのメールを受信できる設定(ドメイン設定)にしておいてください。

   (その設定がされていませんと、招待メールが届かないかもしれません。)

(2)「浦商ライブ中継学校説明会」では、スマホやタブレットの場合、Google PlayやApp Storeにおいて「Zoom Cloud Meetings」(無料)のアプリをあらかじめダウンロードしておく必要があります。なお、パソコンでは必要ありません。詳しくは、「招待メール」で説明いたします。

(3)ご利用の情報端末にスピーカーが必要です。マイクは必要ありません。なお、皆さんの画像はこちらに表示されませんので、ご安心ください。本校とのコミュニケーションは「チャット」機能を利用します。

公開授業の実施【校長ブログ】

 本日(10/16・金)第2限、国語表現の公開授業が行われました。

 今回の授業は、「声の発表会」と称した、生徒のグループが自らが設定したテーマに沿って選んだお薦め本を紹介する発表会でした。

 食に関すること、ペットに関すること、生き方に関することなどのテーマに沿ったお薦め本の紹介・説明に加えて、自分の意見や考えを述べたところが特徴的でした。

 話し合いの質的向上や文章表現の向上には、論理力が必要です。論理力とは、相手の話や文章を整理して理解し、自分の考えを筋道立ててわかりやすく説明できることです。

 この論理力の向上が、対話や文章の質を高め、より高い知の創造につながるのです。

 

 

 

 

 

 

 

【写真(左)】グループ発表の様子 【写真(右)】紹介している本を掲げる生徒 

就職試験へ臨む生徒へのエール【校長ブログ】

 明日10/16(金)から、いよいよ就職試験が始まります。

 コロナ禍の影響により、例年より1カ月遅れての就職試験の解禁です。

 浦商では、コロナ禍の中、皆さんができる限り不利にならないように、そして不安が少しでも解消されるように、通常の学校における進路指導(リアルな進路指導)に加えて、グーグル・クラスルーム(グループウエア)を活用した情報提供・進路相談などのサイバー上の進路指導を展開してきました。

 これらに対して、皆さんはよく取り組んでくれました。この努力の成果は、サイバー上のアンケート調査において、第3学年の生徒が速やかに回答し、かつ回答率が高いことからも伺い知ることができます。

 

 そんな皆さんに、就職試験に向けて贈るエールは次のとおりです。

 「勝者は先ず勝ちて而る後に戦いを求むる。」(「兵法」より)

 皆さんは勝つべく努力をして来ました。したがって、就職試験は練習のつもりでリラックスして臨んでください。試験中に、練習したことのないことをやってはいけません。いつもどおりで良いのです。

 

 そして、このコロナ禍の中、厳しい試験であることも事実です。そこで、次のエールも贈ります。

 「本当の負けってのは、挑戦することをやめた時だ。」ドラマ「陸王」より)

 

 

   

  がんばれ、浦商生!!  

 

ライブ中継(10/17土)学校説明会配付資料の提供

 10/17(土)の「浦商ライブ中継学校説明会」の資料です。

 説明会に参加するにあたり、ダウンロードをしておく必要はありません。

 説明会後、忘れてしまったことや見直しておきたいことがあった場合にご覧になってください。つまり、備忘録としてご活用ください。

 「浦商ライブ中継学校説明会」の申し込みはこちら(←クリック)です。

 

ミニR2学校説明会(ハンドアウト).pdf

浦商バーチャル施設設備見学.pdf

 

全産フェア生徒実行委員会(第3回)開催【校長ブログ】

 10/14(水)午後4時から、第31回全国産業教育フェア埼玉大会(令和3年度)の第3回生徒実行委員会が開催されました。今回も、GoogleMeet(テレビ会議システム)を用いてサイバー上で行われました。

 今回は、本年10月24日(土)に行われる第30回全国産業教育フェア大分大会における、埼玉県の生徒実行委員会からのビデオメッセージの制作です。

 埼玉県の専門高校(農業・工業・商業・家庭・看護・福祉科)の生徒実行委員会は全員で25名です。ビデオメッセージには、25名で声を合わせる場面や一人ひとりが自分で考えたメッセージをタイミングよく発声する場面があります。それらをサイバー上で息を合わせて行うことはなかなか難しいものでしたが、皆で心を一つにしてやり遂げました。

 

 

 

 第30回全国産業教育フェア大分大会(10/24土)で披露する、ビデオメッセージの制作に取り組む浦商生徒実行委員2名

 

防火防災訓練(10/13火)【校長ブログ】

 10/13(火)の総合的な学習(探究)の時間・LHRにおいて、防火防災訓練が行われました。

 避難訓練の後、消防局の方からの指導講評と校長からの指導講評が行われました。その後、学年別に、消火訓練(第1学年)・起震車体験(第2学年)・けむり体験(第3学年)を実施しました。

 

【校長からの指導講評】

 本日は、さいたま市消防局の皆様にご来校いただき、避難訓練や各種体験訓練をご指導いただいております。ありがとうございます。

 ただ今、消防局の方から皆さんの避難訓練の状況について、おおむね好評価をいただきました。

 私からは、避難訓練は災害本番だと思って臨んでもらいたいことをお願いします。避難訓練と災害本番にギャップがあればあるほど、災害時のパニックが大きくなります。部活動や進路などの試験においても「本番は練習のように、練習は本番だと思って臨む」ことが求められます。そうすれば練習の効果が高まるとともに、本番の緊張が緩和されます。

 この後も、学年別で訓練が続きますが、ぜひ訓練は本番だと思って臨むことを期待しています。

 

 

 

 

 

 

【写真(左)】校庭に避難する浦商生「訓練は本番のつもりで」

【写真(右)】整列して指導講評を見る・聴く浦商生 

浦商生の強み「話者をしっかり見て聴く態度(学びに向かう姿勢)」

 

 

 

 

 

 

 

【写真(左)】消火訓練(第1学年)

【写真(右)】けむり体験(第3学年)

 

 https://youtu.be/Ro5-1kuNvP4

【動画↑(16秒)】起震車体験(第2学年)

 

進路活動本格化+自身を知る!【校長ブログ】

 10/7(火)のLHRと総合的な学習(探究)の時間は、第3学年は本格的な進路活動に向けた学年集会、第2学年は自身をよりよく知るためのエゴグラム(交流分析)の講演・演習活動、第1学年は検定・定期考査向けの勉強会が行われました。

 

【写真(左)】

10/16の就職試験解禁に向けた、第3学年の決断式

(進路指導主事の講話)

【写真(右)】

上級学校進学に向けた、第3学年の学年主任講話

 

 

【写真(左)】

自我状態を診断するエゴグラムの演習に向けた説明を熱心に聴く第2学年生徒

 

【写真(左)】

9/29(火)の進路説明会に対する生徒の感想・意見を綴った壁新聞(振り返るのは、前進するため)

 

 

 

知識構成型ジグソー法の公開授業【校長ブログ】

 10/2(金)第2限、1年2組のプログラミングの授業において、知識構成型ジグソー法による公開授業を行いました。

 本時の授業のねらいは、配列の有用性を考えながら、誤ったプログラムや省略できるプログラムがどこかを探し、なぜそうなるのかを考えてもらうことです。

 まずは生徒は自分一人で考えることから始めます。生徒は、梶原教諭がつくった問題プリントを見ながら、自分一人で「配列の有用性を考えながら、誤ったプログラムや省略できるプログラムがどこかを探し、なぜそうなるのかを考える」のです。こうすることで、自分がどう考えているのかを自分自身が知る(=メタ認知)のです。このメタ認知が次のエキスパート活動を効果的にします。

 

【写真(左)】「授業のねらい」をしっかり理解する。(浦商の強み=聴く+メモをとる)  

 

【写真(右)】まずは一人で考える。(自分の認知を認知する=メタ認知)

 

 次は、エキスパート活動です。生徒は2種類の課題のグループに分かれて、その解決法について話し合いや学び合いを行います。この話し合いや学び合いがしっかりできないと、次のジグソー活動で、自分に与えられた課題やその解決法をパートナーにうまく説明できなくなってしまいます。

【写真(左)】

生徒A「この部分がわからない。」

生徒B「~じゃない?」

生徒C「~という考えもあるかも?」

【写真(右)】

生徒「~だと思う。なぜならば~だから。」

 そして、いよいよジグソー活動です。ジグソー活動では、2つの種類の課題について学び合いをしてきた生徒でペアになります。パートナーが学んできたことを整理して理解し、自分が学んできたことをパートナーに筋道立ててわかりやすく伝える(=論理力)必要があります。

【写真(左)】

生徒A「私が学んできたことによれば・・。」

生徒B「私が学んだことと合わせると・・。」

【写真(右)】

生徒「先生、教えてください。」

先生「自分たちで考える!」

 最後は、クロストーク活動です。グループの学びをクラス全体で共有します。生徒の発言と先生の説明が飛び交います。知の融合・統合・創造が行われます。

【写真(左)】 なぜ?を追究する!授業文化

生徒「~と考えます。」

先生「どうしてそう考えるの?」

生徒「~だからです。」

【写真(右)】 包容力のあるクラス文化

生徒「(きっぱり)わかりません。」

 実は、今回の授業では、問題解決が完了したグループはありませんでした。それでは「本授業は失敗か?」かと問われれば、失敗ではありません。むしろ成功です。その証拠に、生徒は授業後も課題解決の営みをなかなか辞めませんでした。学びに向かう態度を育成するのも授業のねらいの一つです。

 なお、この授業の様子は、第31回全国産業教育フェア埼玉大会(令和3年度)に向けたPRビデオ(県教委製作)において、商業高校の学びとして紹介されます。皆さん、楽しみにしていてください。

送風機2台の寄付をいただきました【校長ブログ】

 10/1(木)、むさし証券株式会社様より、本校へ送風機2台の寄付をいただきました。コロナ禍の中、この強力な送風機を室内換気のため大いに活用させていただきます。むさし証券株式会社様、ありがとうございます。

 むさし証券株式会社様には例年、「金融を学ぶ特別授業」をこの時期に実施していただいております。第1学年の生徒が「資金調達について学ぶ」の講義を受け、その後、「グループで自分たちの株式会社をつくり、企画を立て必要な資金を計算する」のグループワークを行い、最後にクラス全体で「自分たちの会社をアピールして投資をしてもらう」のクラスセッションを行っています。

 本年度はコロナ禍の影響で中止となりましたが、来年度はテレビ会議システムを利用するなどの工夫をして実施したいと考えております。むさし証券株式会社様、来年度もよろしくお願いいたします。

 

 

 

【送風機2台を前に、むさし証券株式会社様のSDGsポスターを携え記念撮影】

※ ポスターの右上写真は、本校に対する「金融を学ぶ特別授業」の様子です。

※ 向かって右から、野村代表取締役社長様、ご担当者様、校長

 

 

 

 

 

 

【クラスセッションの様子】

自分たちの会社をアピールして、模擬紙幣で投資をしてもらう!

(注意)令和元年度の様子です。本年度ではありません。