2020年11月の記事一覧
スマホ・ケータイ安全教育講演会【校長ブログ】
本日(11/24・火)の総合学習・総合探究では、グリー株式会社の小木曽健様の講演会「正しく怖がるインターネット~事例に学ぶ情報モラル~」が行われました。本来であれば、学校にお招きしての講演会となるところでしたが、感染症対策のためビデオ視聴による講演会となりました。
それでは、講演会の様子について、校長に寄せられた8名の生徒のレポートから報告します。
なお、今回は、R80(2文を接続詞でつなぐ「アール・エイティ」)でレポートしてもらいました。
〇生徒A(第1学年)「少しでもよくなりますように」
非常に残念なことだが、ネットモラルやマナー、法律を守るという基本的なことができない人がいるという現状がある。だから、少しでも早く改善されるように自分も何かをしたい。
〇生徒B(第1学年)
炎上してしまったら、どれだけ改心しても過去は変えられなくその後の生活が苦しくなってしまう。だから安易な気持ちでインターネット上に情報発信するのは危険だと思った。
〇生徒C(第1学年)「可能性と危険性」
インターネットには、一つの投稿から大勢の命を救える可能性がある。一方、些細な事で炎上したり、身元がわかったりしてしまう危険もあるので使い方には気をつけていきたい。
〇生徒D(第1学年)「諸刃の剣」
インターネットは正しく活用すれば、私達の生活を豊かにしてくれる。しかし、一歩間違えれば、自分の将来まで左右してしまう諸刃の剣だ。
〇生徒E(第2学年)「ネットの長短」
ネット上の書き込みは、情報伝達が早く、とても便利なものだと分かった。一方、軽率な行動で炎上したことによって人生に影響を及ぼすため、正しく活用することが重要だ。
〇生徒F(第2学年)「『便利』の向こうの恐ろしさ」
インターネットはとても便利なものであり、今や、必要不可欠なものである。ところが、一度のあやまちで一生を台無しにしてしまう力が存在することを忘れてはならない。
〇生徒G(第2学年)「スマホ・ケータイ安全教育を視聴して」
SNSを利用するときには、一回の投稿でその後の人生を苦しめる可能性があることを頭に入れておくべきだ。一方、使い方を考えれば災害時の救助など良い結果を生むことが分かった。
〇生徒H(第2学年)「インターネットの使い方について」
スマホ・ケータイ安全教育を視聴し、とても貴重な経験をすることができた。なぜならば、「家の玄関に貼れる物以外は載せるな」という例えが凄く勉強になったからである。
最後に、校長がPREP(プレップ。Point「主張」・Reason「根拠・理由」・Evidence「証拠・例」・Point「主張」)でレポートします。
〇「ICTの光と陰」
ICTには光と陰がある。なぜならば、人生や社会を豊かにできる一方で、人の将来や社会の秩序を乱したり破壊したりもできるからだ。例えば、困っている人の状況を発信し皆で助け合えるという光がある一方で、一度の安易な情報発信がその人の将来にまで悪影響を与えてしまう陰がある。今後は、陰をなくし光を増やすように考え行動していきたい。
【写真(左)】第1・2学年は体育館で
【写真(右)】第3学年はパソコン室で
※ 参考「R80」「PREP」 ↓
リテコン座談会【校長ブログ】
11/20(金)、日本大学商学部岸本ゼミ(岸本教授、ゼミ生3名)、日本販売士協会専務理事、浦和商業高校(校長、担当教諭、生徒2名)の9名で、テレビ会議システムにて「リテコン座談会」を行いました。
ちなみに、「リテコン」は「リテールマーケティング・コンテスト」の略です。
来年度(令和2年度)、第31回全国産業教育フェア埼玉大会(10/30・日、於:ウェスタ川越)における商業高校のイベントとして「全国商業高校生リテールマーケティング・コンテスト」を開催します。「リテコン」は、全国の商業高校生が、日本大学商学部岸本ゼミのゼミ生が出題するリテールマーケティングに関するクイズに挑戦し競い合いながら学び合いを進めるものです。
このリテコン全国大会に向けて、11/6(金)、埼玉県内の商業高校生を対象に、リテコン練習会in埼玉を開催しました。
※ リテコン練習会(11/6金)の様子はこちら→ リテコン練習会in埼玉の様子
この座談会で行ったリテコン練習会in埼玉の振り返りをもとに企画・運営を改善し、来年2月頃、関東の商業高校生を招いて「リテコン練習会in関東」を実施する予定です。
【写真(左)】実施後アンケート(商業高校生19名対象)の集計結果をもとに説明
【写真(右)】アンケート集計結果説明後の座談会のようす
〇浦商生「他校とも交流ができたし、何よりも楽しかった。」
〇日大生「クイズだけでマーケティングを学ぶことはできないが、学びを進めるきっかけになってもらえればと思う。」
※ 参考 ↓
全国高総文祭へ(書道部)【校長ブログ】
浦商書道部の髙野さん(2年)の作品「臨 曼殊院本古今集」が、来年8月に和歌山県で開催される「全国高校総合文化祭(全国高文祭)」(令和3年7月31日~8月6日)に出品されることになりました。
髙野さんの作品と、昨年度、佐賀県で開催された「2019さが総文」の出品者である土屋さん(3年)の作品は、県立近代美術館において11月22日(日)まで展示されています。
【写真(左)】高野さんの作品(左から2番目)
※ 「紀の国わかやま総文2021」出品予定
【写真(右)】土屋さんの作品(左)
※ 「2019さが総文」出品者
※ 県立近代美術館「第59回高校書道展」
午前10時から午後5時半まで展示公開(展示最終日の11/22日は午後1時まで)入場無料
JR北浦和駅西口徒歩3分(交通案内)
実践的な数学の授業【校長ブログ】
本日(11/18・水)、数学Ⅰ(1年6組、青柳教諭)において、授業観察要請に基づく公開授業が行われました。
この授業は、三角比を用いて、数学が測量で用いられていることを体験・体感するものです。加えて、今後、数学Ⅱ・Ⅲにおける三角関数へと応用していくための基礎作りを目的にしています。
生徒は、前の授業で行った校舎までの距離と角の実測をもとに、本校校舎の高さを計算しました。
【写真(左)】班別に自分の考えを説明し議論
=相手の話を整理して理解し、自分の考えを筋道立ててわかりやすく伝える(=論理力)が求められる。
【写真(右)】班別の協議の結果をまとめる。
【写真(左)】黒板に貼り出した結果を各班が説明
「なるほど」をどれだけ得られるか!?
(=思考プロセスの見える化)
【写真(右)】青柳教諭が解説
前日、数学科の教諭らが計算と実測を行った結果は、どちらも19mだったそうです。
第1班が18.9mとほぼ正解に近い数値を計算しました。
周囲を納得させられるような論理的な説明と正しい結果が求められる授業でした。
総合学習・探究(11/17火)【校長ブログ】
本日(11/17・火)の総合的な学習の時間(第3学年)・総合的な探究の時間(第1・2学年)では、次のような取組みを行いました。
〇第3学年「労働法セミナー」
埼玉労働局の方を講師としてお招きして、働くルールである労働法について学ぶ「労働法セミナー」の講演を開催しました。
講演の様子について、校長に寄せられた生徒コメント(3名)から紹介します。
※ 生徒A
本や書籍が一番情報量が多く、正しいということがわかりました。
私はあまり本を読むことがなく、インターネットで情報を得ることが多かったです。しかし、インターネットの情報に対しては、正しいのか、正しくないのかを見極める力が必要です。これからは、一番情報量が多く、正しいことが書かれた本や書籍をうまく活用したいと思いました。
※ 生徒B
情報を得る時は、SNSやまとめサイトではなく、オフィシャルサイトを見るべきだと学びました。
これまで、インターネットから情報を得る際に、SNSやまとめサイトを使ってしまったことがありました。公的なサイトから正しい情報を得ることが大切であることを改めて学びました。
※ 生徒C
退職代行サイトというものがあることを知りました。
卒業後に職に就くと、自分の周りでも退職代行を利用することは起こり得ることです。その利用は、自分が関係する人たちだけでなく、自分の知らないたくさんの人にまで迷惑をかけることがわかり、注意しなければならないと感じました。
【労働法セミナー@体育館(第3学年)】
「カタチ(整列)良し、ナカミ(話者を見ながらメモをとる)良し」
〇第2学年「分野別進路ガイダンス」
生徒は、前半と後半に分けて2種類の、自分の興味・関心や進路希望に応じた系統別・分野別・職種別のガイダンスに参加しました。
【写真(左)】進学者希望者向けガイダンス(大学)
【写真(右)】就職希望者向けガイダンス(事務職)
【進路相談】
進路アドバイザーによる個別相談
〇第1学年「進級に関する学年集会と検定試験に向けた学習」
浦商生が商業高校を紹介【校長ブログ】
埼玉県内の専門高校(農業・工業・商業・家庭・看護・福祉等)の学習成果の発表の場である「令和2年度第30回埼玉県産業教育フェア」は、11月9日からネット上で開催されています。
この中で、浦商生2名が商業教育や県内商業高校18校の魅力について説明しています。
ぜひご覧ください。
「第30回埼玉県産業教育フェア」における「商業に関する学校紹介動画」
授業観察要請に基づく授業公開【校長ブログ】
本日(11/12・木)、数学「2次不等式を含んだ連立不等式」(1年4組:大塚教諭)において、知識構成型ジグソー法による公開授業が行われました。
知識構成型ジグソー法とは「主体的・対話的で深い学び(いわゆる「アクティブ・ラーニング」)の一手法です。
今回は、三密(密閉・密集・密接)を避けるため、商業科・情報処理科が2クラスで模擬商取引を行う「総合実践室」という大きな教室を用いて実施しました。
【全体での指示・説明】
効果的な学びを進めるため、授業の流れについて説明を受ける。
【エキスパート活動(前半)】
まずは自分一人で問題を解き、どこがわかって、どこがわからないかを知る。
= 自分の認知を認知する(=メタ認知)。
【エキスパート活動(後半)】
3種類の教材のうち、同じ教材を一つのグループで協働して解き方を学ぶ。
「これってどういう意味?」→「こういうこと」→「なるほど」
「次の活動で、なぜこうなるのかを説明できるようにしておかないと・・・」
【ジグソー活動(前半)】
3種類の異なった教材を学習してきた生徒3名で新しいグループをつくる。
「僕が学んできたことは・・・。」→「うんうん、なるほど」
相手の話を整理して理解し、自分の考えを筋道立ててわかりやすく説明する(=「論理力」が求められる)。
【ジグソー活動(後半)】
[奥のグループ]自分が学んできたことを他のメンバーに説明する(=認知プロセスの外化)。
[手前のグループ]皆で学び理解したので、自分一人で問題を解いてみる。協働学習の理解を自分の理解に変換する(=認知プロセスの内化)。
次の時間は、各グループが知恵を寄せ合いながら作り上げた、問題の解き方を発表し合うそうです(=クラス全体での知の融合・統合「クロストーク活動」)。
さいたま市長賞「税に関する作文」【校長ブログ】
国税庁は、毎年11月11日から11月17日までを「税を考える週間」として、様々な広報活動を実施しています。
さいたま市は、この「税を考える週間」の中で、市民に税の仕組みや税の役割を考えてもらい、税に対する理解を一層深めてもらうことを目的として「税に関する作文」を募集し、優秀な作品を表彰しています。
このたび、この「税に関する作文」において、本校の村松さんが「さいたま市長賞」を受賞しました。作文のタイトルは「税金で救える命」です。
なお、さいたま市長賞受賞作文は、さいたま市立中央図書館(JR浦和駅東口前「コムナーレ」8階)に展示されています。
また、作品は以下のサイトでも見ることができます。
【さいたま市「税の広報活動を行っています」】
https://www.city.saitama.jp/001/004/001/p062365.html
【写真(左)】「さいたま市長賞」受賞作品一覧@さいたま市立中央図書館
【写真(右)】村松さんの作品
薬物乱用防止教室(11/10・火)【校長ブログ】
11/10(火)LHRにおいて、薬物乱用防止講話を行いました。
講師は、日本薬科大学薬学部薬学科生命医療薬学分野の井上裕子教授です。
三密(密集・密閉・密接)を避けるため、1・2年生は体育館での講演視聴、3年生はパソコン教室でのライブ配信視聴としました。
井上先生は、ご専門のアカデミック(学問的)な内容と、実社会や実生活に結び付けたプラグマティック(実践的)な内容を結び付けながら、とても分かりやすくお話しいただきました。
井上先生のお話にありました「KNOW DRUG」(薬物を知ること)で、「NO DRUG」(薬物のない楽しい高校生活)を過ごしてください。
【写真(左)】リアル会場@体育館(1・2年生)
【写真(右)】ライブ配信会場@パソコン室(3年生)
第1回学校説明会(11/7土)【校長ブログ】
本日11/7(土)、第1回学校説明会を開催しました。
浦商では、これまで14回に渡り各回20組限定で、ミニ学校説明会+浦商ライブ中継学校説明会を開催してきました。
本日の学校説明会は、大規模な説明会として、各回100組定員の二部制で実施しました。
(中学生の方176名、保護者の方173名の参加)
【写真(左)】保護者の方への説明会(体育館) * 三密(密閉・密集・密接)を避けて実施
【写真(右)】中学生の皆さんの授業体験(コンピュータ室) * 各室20名定員で実施
なお、第2回学校説明会【12月19日(土)】の受付フォームは、浦商ホームページ「中学生の皆様へ」に11月16日(月)午前8時に掲載予定です。
※ 「中学生の皆様へ」(「学校紹介動画」や「ミニ学校説明会ハンドアウト(配付資料)」、「浦商バーチャル校内見学」)はこちら↓