2021年11月の記事一覧
ICTとアクティブ・ラーニングが融合された授業【校長ブログ】
11/19(金)第5限、保健(1年6組)の授業では、主体的・対話的で深い学び(いわゆる”アクティブ・ラーニング”)の一つである知識構成型ジグソー法と、Jamboardアプリを用いたICTの活用が同時になされる授業が行われました。
主体的・対話的で深い学びとは、主体的に対話を通して学び合いながら課題解決を行う学習方法です。
Jamboardアプリとは、Google社が提供するアプリで、話し合いながらパソコン上のホワイトボードを共有して自分たちの考えを記述し合ったり整理したりするものです。
生徒は、それぞれが学んできた内容をグループ内の別な生徒に説明した後、Jamboardアプリをホワイトボード代わりにして議論し合いながら、グループとしての考えを整理・まとめていました。
最後に、各グループは、Jamboardにまとめた内容をプロジェクタでスクリーンに投影しながら、クラス全体に向けて発表を行いました。
浦商は、商業高校のフロントランナー校として、ICTとアクティブ・ラーニングを融合した学びを推進していきます。
【写真】1枚目:Jamboardアプリを用いながら、議論、整理・まとめを行っている様子。2枚目:Jamboardアプリをクラスで共有(後方スクリーン)しながら、発表をしている様子
国語もビブリオバトル【校長ブログ】
11/19(金)第4限、2年生の国語表現の授業において、ビブリオバトルを行いました。浦商では、11月を読書月間に設定していますので、世界史のビブリオバトルに続いて、国語表現のビブリオバトルも時機に叶った取組と言えます。
生徒はビブリオバトラー(発表者)として、自分のおすすめ本について2分間のスピーチを行います。その後、観客の生徒からの質問とバトラーの回答の質疑応答が行われます。
今回の授業も浦商の強み「聞き上手の文化」が発揮されました。しっかり考えながら聞いているから、その後の質問も、バトラーの発表を深掘りしたり、バトラーの伝えたいことをさらに引き出したりできるのです。
観客の生徒からは、「不登校に対する価値観や考え方が変わったと言っていましたが、具体的にどう変わったのですか?」や「この本にはシリーズがたくさんあると言っていましたが、なぜその本を選んだのですか?」、「他のミステリーとは一味違うと言っていましたが、どう違うのですか?」 など、しっかり考えながら発表を聞いていないとできないような質問がなされていました。
浦商の生徒は、聞き上手から、議論上手にステップアップしているようです。
【写真】バトラーの発表に真剣に目と耳を傾ける観客(生徒)
※ 浦商の世界史ビブリオバトルはこちら
聞き上手な浦商生【校長ブログ】
やはり浦商生は「聞き上手」です。
11/18(金)第3限、年次研修の成果発表としての公開授業「音楽」が行われました。テーマは「スペインの芸能『フラメンコ』を学ぶ」です。
今回の公開授業も、一昨日の数学の公開授業と同様に、東京大学CoREFが開発・運用している「知識構成型ジグソー法」を用いたものです。
生徒は、4つのエキスパート教材を用いながら、教材ごとにグループを構成して共に学ぶエキスパート活動を行います。エキスパート活動で大切なことは、自分が学んだ教材について説明したり、質問に答えられるようにしたりすることです。
エキスパート活動のあと、4つの教材を学んできた生徒同士で4人のグループを作りジグソー活動を行います。ジグソー活動では、自分が学んできたことについて筋道立ててわかりやすく説明したり、その説明を整理して理解したりする論理力が求められます。説明の後は、質問や議論が行われますが、論理的な説明や理解がなければ、質問したり、効果的な議論をしたりすることはできません。
最後に、クラス全体で発表し質問・議論を行うクロストーク活動が行われました。
このクロストーク活動で、一昨日の数学の公開授業と同じように、浦商生の聞き上手の力が発揮されました。発表が始まると、全員が発表者の方を見て聞きながら、メモをとったり、相槌をうったりしているのです。
この聞き上手の文化は、その後の質疑応答や議論を活発化させることに大いに貢献しています。
【写真】1枚目:エキスパート活動で学んできたことをジグソー活動において筋道立ててわかりやすく説明しようとしている生徒、そして、その説明を整理して理解しようとしている生徒たち。2枚目:全員で発表を共有する場面で、聞き上手の力を発揮する浦商生
グローバルな授業(世界史)
令和3年11月17日(水)
本日2年生の世界史の授業に、日常では出会う機会が少ない留学生や
県内在住の外国人の方々をお招きし、ワークショップを行いました。
こちらはグローバル人材育成センター埼玉から10名の方々をご紹介
いただき、ワールドワイドな授業となりました。
ワークショップの中身は、外国講師の出身国の挨拶の言葉や、出身国
の誇れること、社会問題について学び合いました。最後に模造紙に教え
ていただいたことを「絵」でまとめ、全体への発表というワークショップでした。
生徒も終始楽しそうに会話を楽しんでいる様子がうかがえ、充実したワーク
ショップとなっていました。
ご協力いただいた皆さま、どうもありがとうございました。
知識構成型ジグソー法による授業【校長ブログ】
浦商は、埼玉県教育委員会「未来を拓く『学び』プロジェクト」の指定を受け、12名の研究開発員(国語1・数学2・理科2・保体2・商業5名)が中心となって、「主体的・対話的で深い学び」(いわゆる”アクティブ・ラーニング”)の一手法である「知識構成型ジグソー法」による学びを進めています。
11/16(火)4限、数学の研究開発員による公開授業が行われました。
この中で、浦商生の「聞き上手」の力が十分に発揮されました。周囲が聞き上手だから、発言する人は安心して質問したり、自分の考えを述べたりできるのです。
最近、浦商生は質問を多く発したり、発言が上手になったりしてきています。この要因は、浦商生が聞き上手だからです。聞き上手や発言の活発さは、この授業に限らず、世界史のビブリオバトルや総合情報実習の渋沢栄一に関する研究発表などでも証明されています。
【写真】1枚目:教師によるグランドルールの説明「ジグソー活動では、エキスパート活動(※)で学んできたことを一人一人が発表した後、質問や意見を述べること」→説明をしっかり聴く浦商生、2枚目:聞き上手の強みを生かしながら、活発な議論を行う浦商生
※ ジグソー活動は、エキスパート活動において全く異なる3つの教材をそれぞれ学んできた3人が一組となって行う。相手の話を整理して理解し、自分の考えを筋道立ててわかりやすく説明する論理力が求められる。
防火防災訓練【校長ブログ】
11/2(火)、防火防災訓練を実施しました。
まず地震・火災が発災した想定で校庭へ避難しました。
避難訓練のための避難訓練では、皆さんの大切な生命や健康を守れません。
「本番と思って、この後の訓練を行うこと」の指示のもと、消火訓練(1年生)、起震車体験(2年生)、煙体験(3年生)が行われました。
【写真】①消火訓練「『火事だ〜』の大発声の後、消火!」、②煙体験「ハンカチがない場合は、衣服で鼻口を被って」、③起震車体験「揺れを体験することで本番でも冷静に行動」(動画)
保護者向け公開授業のお知らせ【校長ブログ】
保護者向け通知「令和3年度彩の国教育週間について(ご案内)」(10/18生徒を通じて発出)でお知らせしたとおり、11/1(月)~5(金)に(11/3水は除く)保護者向け授業公開を開催します。
公開時刻は、午前8時50分から午後3時15分(昼休み12:40~13:15を除く)です。
コロナ禍のため、なかなか生徒の活躍の場面を保護者の方にご覧いただく機会がありません。ぜひ、この彩の国教育週間を活用して、生徒の学びの様子をご覧ください。
ちなみに昨年度は23名の保護者の方が来校されました。
正門入ってロータリー奥の事務室前から、受付簿に必要事項を記入の上、ご入場ください。
なお、マスク着用の上、事務室前で手指の消毒を行ってからの入場をお願いいたします。また、発熱など風邪症状がある場合の入場はご遠慮ください。
多くの保護者の方の来校をお待ちしております。
【写真】受付は、正門正面の建物の1階(事務室前)です。正門入ってロータリーの奥になります。