校長室より

2022年10月の記事一覧

授業の公開について【校長ブログ】

 17組の保護者の方の参加を得ました。(11/7[月]報告)

 保護者向け通知「令和4年度彩の国教育週間について(ご案内)」(10/14生徒を通じて発出)でお知らせしたとおり、10/31(月)~11/4(金)に(11/3[木]祝日は除く)保護者向け授業公開を開催します。 

 公開時刻は、午前8時50分から午後3時15分(昼休み12:40~13:15を除く)です。

 ただし、11/1(火)は午前8時50分から午後2時15分(昼休み12:00~12:45を除く)、11/4(金)は午前8時50分から午後2時45分(昼休み12:20~13:05を除く)での公開となります。

 コロナ禍のため、なかなか生徒の活躍の場面を保護者の方にご覧いただく機会がありません。ぜひ、この彩の国教育週間を活用して、生徒の学びの様子をご覧ください。

 正門入ってロータリー奥の事務室前から、受付簿に必要事項を記入の上、ご入場ください。

 なお、マスク着用の上、事務室前で手指の消毒を行ってからの入場をお願いいたします。また、発熱など風邪症状がある場合の入場はご遠慮ください。

 多くの保護者の方の来校をお待ちしております。

※中学生やその保護者の方で御覧になりたい場合は、浦商代表メールアドレス ( info@urawa-ch.spec.ed.jp )へ、メール件名「彩の国教育週間見学申し込み」、メール本文に①生徒氏名、②中学校名、③参加人数(1家庭2名まで)、④希望日時を入力の上、お知らせください。折り返しメールを差し上げます(パソコンからのメールを受信できるドメイン設定をお願いします。)。

【写真】受付は、正門正面の建物の1階(事務室前)です。正門入ってロータリーの奥になります。

理論と実践が融合した授業【校長ブログ】

 10/26(水)、浦商にて、令和4年度高等学校初任者研修教科別研修の第4日「書道」会場校研修(県立総合教育センター主催)が行われました。

 第3・4限に、本校の書道担当教諭による示範授業「実用の書」(第3学年選択授業)が行われました。

 浦商の書道担当教諭は、教材提示装置やプロジェクタを使いながら書の理論をわかりやすく説明するとともに、その後、実際にその理論を実践する場面を設けていました。実践の場面では机間指導により、実践が理論と結び付くよう個別最適な指導がなされていました。

 理論と実践の往還(「おうかん」と読む。行ったり来たりすること。)により、「わかる」と「できる」が同時に身に付いていきます。

【写真】1枚目:理論の説明(手前は授業を参観する初任の先生方)、2枚目:理論を実践している生徒

 

教育研究助成金贈呈式・教育講演会【校長ブログ】

10/25(火)午後1時30分~、公益財団法人日本教育公務員弘済会埼玉支部の教育研究助成金贈呈式並びに教育講演会に参加しました。教育公務員弘済会とは、奨学資金の貸与・給付や教育研究に対する助成を行いながら教育の向上を支援したり、教育関係者の福祉向上を図ったりすることを目的としている団体です。

1 教育研究助成金贈呈式

本校は弘済会から、生徒・卒業生が奨学金の給付を受けるとともに、学校として2つの研究助成を受けています。本校の研究助成のテーマは以下のとおりです。

〇リテコンソーシアムの創設・運営による主体的・対話的で深い学びの推進~ICTを駆使した学びの連携~(ICT活用教育支援事業) ☞関連リンク リテコン出場校・選手決定【校長ブログ】 リテコン練習会【校長ブログ】

〇圧倒的な知識・技能を基礎に企画力・創造力を発揮する商業人材の育成~商業教育中核校の在り方の研究~(学校課題研究助成事業) ☞関連リンク 「資格取得と探究活動の両立」まとめ【校長ブログ】

2 教育講演会

贈呈式に続いての教育講演会では、JAXA宇宙科学研究所教授の津田雄一氏による講演題『小惑星探査機「はやぶさ2」の挑戦』の講演が行われました。

津田氏は、「科学に徹し、仲間を信じ、童心を忘れない」の信念のもと、はやぶさ2のプロジェクトマネジャーとして、「答えを解けるチーム」を乗り越えて「問題を作れるチーム」づくりを目指し、実際に実現できました。

私の感想は以下のとおりです。津田氏の率いるチームが「問題を作れるチーム」になったことにより、はやぶさ2が数々の困難を乗り越えて、小惑星リュウグウから採取したサンプルを持ち帰ることに成功したのだと思いました。「問題を作れるチーム」では、一人一人が自分の役割の中でリーダーシップを発揮し、気づき考え行動できるリーダーに育っていったのだと思います。

はやぶさ2がどんな偉業を成し遂げたかについては、令和元年度・2年度の卒業証書授与式で、はやぶさ2に触れた「校長式辞」を行いましたので、参考までに掲載します。

【はやぶさ2を紹介した、卒業証書授与式「校長式辞」】

令和元年度第72回卒業証書授与式式辞(浦和商業高校).pdf

令和2年度第73回卒業証書授与式式辞(浦和商業高校).pdf

【写真】会場(さいたま市立文化センター)入口

 

 

 

 

 

動画制作の授業開始【校長ブログ】

第2学期中間考査明けの10/25(火)第3限、2年1組の総合情報実習(学校設定科目)において動画制作の授業が始まりました。

この企画は、埼玉県教育委員会「未来の職業人材育成事業」の指定を受けて実施しています。講師は、昨年度からお世話になっている、「人の想いとこだわりを伝え、魅力を引き出す」株式会社チェリービーの山口様です。

2年1組は、全4回の授業のうち今回は、動画制作の基本や構成を学びました。

動画制作では、始めに、目的(何のため?)とゴール(どうしたい?)をしっかり設定します。次に、はメッセージ(何を)やターゲット(誰に)、シーン(どのように)を明確に定めて動画を作っていきます。

次回と次々回(第2・3回)は、いよいよ実習編に移っていきます。そして、4回目の授業は生徒の制作した作品発表となります。

なお、2年2組も同じスケジュールで動画制作を学んでいきます。2年2組の4回目の制作作品発表(11/28[月])には、文部科学省の田中圭教科調査官様が視察にいらっしゃる予定です(国立教育政策研究所「教育課程実践検証協力校事業」)。

【写真】講師より、動画の基本について学ぶ浦商生

表彰式・壮行会・自転車交通安全運転推進講習会伝達式【校長ブログ】

 10/19(水)、中間考査(10/20~24)前日の半日を利用して、表彰式(ボート部)・壮行会・自転車交通安全運転推進講習会伝達式(オンライン)を行いました。

 壮行会は、ボート部の関東高校選抜ボート大会への出場を祝うとともに、活躍を期待して開催しました。

【関東高校選抜ボート大会出場クルー】※順位は本大会予選「埼玉県高等学校ボート競技新人大会」の結果

女子シングルスカル(第4位) 女子舵手付クォドルプル(第2位)
男子ダブルスカル (第2位) 男子舵手付クォドルプル(第1位)

【部長の決意表明】これまでの周囲の方々の支援への御礼と、関東選抜大会における成果発揮への決意を表明

 

 

 

 

 

 

【校長の激励の言葉】

関東選抜大会での活躍を祈念して、2つの言葉を贈ります。

1つ目は、世界最高齢のプログラマーといわれる若宮正子さんの「失敗からは学べるから無駄じゃない。失敗を楽しんだらいい。」です。失敗は成功への入口です。これまでの練習やレースでの失敗を振り返り、良い練習につなげてください。

2つ目は、ある経営者の「失敗からどうやって立ち直るか。」の質問に対する、本校生徒の回答です。この経営者は、日本経済の元気がない理由は失敗から立ち直る強さやしなやかさ(レジリエンス)が欠けているからと考えていらっしゃいます。そんな経営者からの質問に、本校生徒は見事に答えています。それは「まず良かった点を振り返ってモチベーションを高めてから、失敗を振り返る。」です。失敗ばかり振り返っていると落ち込んでしまうから、成功がもう一度うまくいくよう振り返り、その後、さらに良く・強くなるよう失敗を見つめなおすという順番が好循環につながるのだと思います。

皆さんが成功を繰り返し定着させ、失敗を克服してさらに強くなることを期待しています。

 

 続いて、自転車交通安全運転推進講習会伝達式では、講習会に参加した生徒(2年の塚越さん)が伝達を行いました。

【校長による超要約】※整理した内容を、筋道立ててわかりやすく説明してくれました。

自転車安全で大切なことは、自転車安全5則を守ることです。

1つ目は「自転車は、車道が原則、歩道は例外」、2つ目は「車道は左側を通行」、3つ目は「歩道は歩行者優先で、車道寄りを徐行」、4つ目は「安全ルールを守る」、そして、5つ目は「ヘルメットの着用」です。

ヘルメットの着用は、交通事故において頭部損傷が多いことからも大切なことです。自転車は加害事故を起こす場合もあることから、保険への加入も大切です。